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変人のサラダボウル6

著者:平坂読

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ヤクザと半グレ、カルト教団。戸籍と共に剣崎命として3つの組織を束ねることとなってしまったリヴィア。当然、その存在は警察から強くマークされるものになってしまう……。一方、芸能界からスカウトを受けたサラは、惣助と共に東京の事務所を見学しに行くこととなって……
物語として、一つ、大きな転換点を迎えた巻だった。
まず、リヴィアに関しては……意外と上手くこなしているのが印象的。だって、これまで徹底的に自堕落な方向へと転んでいた彼女。だとすると、3つの組織のリーダーになっても……と思わざるを得ないもん。でも……いや、なぜかヤクザの組長兼半グレ組織のリーダーなのに食品デリバリーのバイトをし、その流れで外国人犯罪者組織を壊滅させる……。さらに、ヤクザはまともな社会生活ができない制度があると聞いて、そのヤクザ組織を解散。やっていることは意味不明。……だけど、警察をも混乱させることで、って結果論として上手くいっているのが何とも…・・
一方のサラは、というと、芸能界にスカウトされ、事務所見学のために上京。その道中、異世界での逃走劇の経験について、とかシリアスなところはないわけじゃないけど、新幹線の中でひたすらはしゃいでいたりとか、年相応の子供らしさを発揮。事務所では、ぶりっ子をしながら……という同世代の少女を相手に……。裏表がある相手に堂々と渡り合って、しかも打ち解けるとか、この辺りのコミュ力お化けっぷりは流石。そんな中、将来、探偵になりたいという夢を語る友奈の相談に惣助が答えたり……
というところから、物語は一気に2年後に飛んで……
やっぱりリヴィアが成功している!? 結構な無茶ぶりをしたりもしているんだけど、周囲のフォローとか、謎のカリスマ性とか、そういうので上手く回る方向へ。周囲の人々が優秀だから、ということもあるのだろけど、こんな成功しているリヴィアはリヴィアじゃない! と思ってしまうのは自分だけ? ただ、今度は政界との関りとか、そういう方向へと話も進んでいって……で、最後の最後に示された新展開。正直なところ、物語がどこへ進んでいるのかわからなくなってきた。

No.6934

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Tag:小説感想ガガガ文庫平坂読

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